以前からずっと気になっていた美術館がありました。
その壁画が頭から離れなくて、いつか行きたいと思っていました。
そうしたらステンドグラス工房で入場チケット割引券が置いてあったのが目に留まり、「行こう!」と決めました。
夫に言ったら即座に場所や行き方を調べてくれて、私一人で行かせるのは交通機関の事が不安だ、と思ったようで車を出してくれて日高方面に一泊の旅となりました。
しかし、相次ぐ緊急事態宣言で、2回も日程延期の末に3回目にしてやっとこの時期に行けました~!
結果は、こんな遠くまで来たけど、見に来てよかったなあと。
広大な敷地(行けども行けとも競走馬の牧場)のさらに奥地にこんに素晴らしい絵が何点もあるなんて!しかも絵だけではなく、ルネ・ラリックのガラス作品もステンドグラスも猫ちゃんもいるし、他の作家の陶芸品などもあります。
まぁ、私の好きな物ばかりという事ですね^ ^
こちらの中のパスタもとても美味しかったです。外には面白いオブジェも。
こちらがその世界一大きな油彩画。縦9メートル、横27メートル。幻想世界を描くジェラール・ディマシオさんが3年かけてたった一人で描いたのだそうです。
心は雷に打たれたような?
その迫力かつ繊細さに感動してクラクラとしてしまいました。
床は鏡になっていて、その上に立っても良いのですが、下を覗き込むと絵が逆さに下へとどこまでも映っていて高所恐怖症の私はドキドキで足に力が入りません。
廃校になった小学校が競売にかけられていた時、ディマシオさんのコレクターの方がここに美術館を作ろうと思ったそうです。(凄い!)
どの絵も素晴らしかたです。ディマシオさんは、人体の解剖学、幾何学、建築学、美術史、デッサンなどのあらゆる技法を研究したのだそうです。ディマシオさんについて、ここではとても語りつくせないので割愛しますが、興味のある方は調べてみてくださいね。
ディマシオさんの作品も沢山ありますが、他にも見るところ満載です。
言わずと知れた
ルネ・ラリックの作品190点にステンドグラスに
河島真規子さんの油絵に
m.yam(山口三賀子さん)の陶芸に、、
そして猫ちゃんが日向ぼっこして入口で寝てました^^
1Fのレストランではステンドグラスを見ながら食べられます。しかも美味しいパスタでした♪
レストラン内にはディープインパクトの像が
外庭にはこんなオブジェが(笑)
こちらは札幌より南で暖かく、本当に幸せな日を過ごせました。
11月は勢いでまた芸術の旅に行ってきま~す。